武田薬品工業は、2026年7月17日、次世代経口TYK2阻害薬ザソシチニブの尋常性乾癬を対象とした2本の第III相試験で、治療が難しい部位でも高い皮膚症状消失率を示したと発表しました。
LATITUDE PsO 3001・3002試験は、21カ国の成人693人と1,108人を対象に実施しました。1日1回投与のザソシチニブを、プラセボおよびアプレミラストと比較しています。
頭皮・掌蹠で一貫した改善
16週時点で頭皮病変が消失またはほぼ消失した割合は77%と74%で、プラセボ群の7%と13%、アプレミラスト群の42%と30%を上回りました。手掌・足蹠でも71%と69%に達し、爪乾癬も統計学的に有意に改善しました。
効果は24週まで維持され、新たな安全性シグナルは確認されませんでした。武田薬品は2026年度中に米国などで承認申請する予定です。後期開発品の申請確度を高めるデータとして、次期成長製品の立ち上がりをみる材料になります。