関西電力、JR西日本、JR貨物、NTT、NTTアノードエナジー、パナソニックが検討する姫路地区を起点としたグリーン水素の大規模輸送・利活用調査が、NEDO助成事業に採択されました。2024~2025年度に既存インフラを活用した低コスト・低炭素な供給網を調べます。
鉄道と通信管路を水素輸送に活用
関西電力は水素供給管理システム、JR西日本は線路敷パイプライン、JR貨物は鉄道による全国輸送を検討します。NTTアノードエナジーは通信管路を使うパイプラインの法規制を調べ、NTTは需要調査で協力します。新設インフラだけに頼らず、既存ネットワークを転用できる範囲と費用を比較します。
需要先と輸送方式を同時に設計
パナソニックは自社製燃料電池での水素利用を検討します。調査項目を「輸送方法」「利活用先」「法規制」の3分野に分け、製造・貯蔵拠点から需要地までのサプライチェーンを設計します。姫路の産業集積と広域交通網を結び、まとまった水素需要を創出しながら、全国展開可能な輸送モデルの成立条件を整理します。