清水建設は、再生可能エネルギー由来電力で水素を製造・貯蔵し、燃料電池で利用する省スペース型水素エネルギー利用システム「Hydro Q-BiC Lite」を製品化しました。40フィートコンテナ相当の区画に主要機器を集約し、工場や事業所への導入をしやすくします。
水素製造から発電までを一体化
設置スペースは約2.4メートル×12メートル。水素製造能力は毎時5ノルマル立方メートル、貯蔵量は300ノルマル立方メートル、燃料電池出力は8kWです。産業技術総合研究所と開発してきた水素吸蔵合金タンクを採用し、高圧ガス設備を大規模に設けずに水素をコンパクトに蓄えます。
平常時の脱炭素と非常時電源に活用
太陽光などの余剰電力を水素として長時間保存し、必要な時間に燃料電池で電力へ戻せます。BCP用途の独立電源としても運用でき、電力の自家消費率向上と非常時対応を両立します。東京都のグリーン水素製造・利用実機実装支援事業のパッケージモデルにも選定され、補助率10分の10、上限2億5,300万円の導入支援対象となりました。