キッセイ薬品工業は、2027年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業利益を従来予想の44億円から20億円へ引き下げると発表しました。
通期の売上高は957億円から887億円、経常利益は60億円から40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は145億円から133億円へ見直しました。中間期も売上高を480億円から448億円、営業利益を19億円から5億円へ減額します。
タブネオスが計画を下回る
主因は、顕微鏡的多発血管炎と多発血管炎性肉芽腫症を対象とする治療薬タブネオスの販売が計画を大きく下回ったことです。売上構成の変化により売上原価率が上昇し、利益を圧迫します。
一方、当期に予定していた開発マイルストンの費用計上が翌期へずれ込むため、影響の一部は相殺されます。純利益への下押しが営業利益ほど大きくないのは、投資有価証券売却益などを織り込んでいるためです。主力品の販売立て直しと費用管理が通期達成の鍵となります。