小野薬品、1Q売上9%減も営業利益39%増 海外品とロイヤルティ伸長

小野薬品工業は、2027年3月期第1四半期の連結売上収益が前年同期比8.9%減の1,161億6,000万円、営業利益が39.4%増の306億5,300万円になったと発表しました。

国内製商品売上高は35.0%減の481億円でした。薬価改定の影響に加え、フォシーガの共同販促終了が響き、主力のオプジーボも4.1%減の282億円となりました。一方、海外製商品は44.8%増の198億円、ロイヤルティ収入は21.2%増の482億円へ伸びました。

海外製品が利益を下支え

海外では、QINLOCKが31.5%増の117億円、ROMVIMZAが約3.9倍の41億円となりました。売上総利益の構成改善に加え、前年同期に計上した提携関連費用の反動や研究開発費、販管費の減少も増益に寄与しました。コア営業利益は22.5%増の386億8,100万円です。

親会社の所有者に帰属する四半期利益は36.7%増の241億5,100万円でした。国内の薬価・販売条件の逆風を、海外での製品成長とオプジーボ関連のロイヤルティが補う収益構造が鮮明になっています。

出典 2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

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