ヤンマーエネルギーシステムは、発電出力35kWの純水素型定置式燃料電池「HP35FA1Z」を商品化し、2024年9月2日から受注を開始すると発表しました。運転時にCO2やNOxを排出せず、工場、公共施設、下水処理場などで水素を電力へ変換する分散型電源として提案します。
PCSと補機を一体化し省スペース化
燃料電池スタック、パワーコンディショナー、補機類を一つの筐体に収め、同出力帯で小型クラスの設置面積を実現しました。必要な電力に応じた出力制御に対応するほか、停電時に自立運転できる機能も備え、平常時の脱炭素化と非常用電源の両面で活用できます。
最大16台、合計約560kWまで連結
複数台を協調制御でき、最大16台を連結した合計約560kWのシステムを構成できます。需要規模に合わせて段階的に増設しやすく、単一機種で中小施設から大型需要家まで対応可能です。ヤンマーは水素製造・供給設備との組み合わせを含め、地域や施設単位の水素利用拡大を狙います。