塩野義製薬は、2026年7月29日、抗新型コロナウイルス薬「XOCOVA」の米国販売開始を発表しました。
一般名はエンシトレルビル フマル酸で、成人と12歳以上の小児におけるCOVID-19の曝露後発症予防に用いる経口抗ウイルス薬です。2026年5月に米食品医薬品局(FDA)の承認を取得しました。
第3相試験で発症リスクを67%低減
国際共同第3相SCORPIO-PEP試験には、COVID-19患者と同居する12歳以上の家族接触者2,387人が参加しました。感染者との接触から72時間以内に服用し、投与後10日目までの発症リスクをプラセボ群より67%低減。重症化リスク因子を持つ参加者では76%低下しました。
米国では成人と12歳以上の小児に使用できる唯一の経口曝露後予防薬となります。塩野義は製造から流通までを米国内で行い、米国子会社Shionogi Inc.を通じて薬局との連携や自己負担支援を進めるとしています。
出典 塩野義製薬の発表