第一三共は、2026年7月31日、2027年3月期第1四半期決算と通期業績予想の修正を発表しました。
売上収益は前年同期比21.1%増の5,747億円、コア営業利益は6.2%増の1,073億円でした。一方、EU事業再編費用などの影響で営業利益は12.0%減の851億円、親会社帰属利益は19.7%減の686億円となっています。
エンハーツは41%増、通期予想を引き上げ
抗HER2抗体薬物複合体(ADC)エンハーツの世界売上高は41.2%増の2,192億円でした。抗TROP2 ADCのダトロウェイも約3.9倍の206億円へ拡大し、世界の累計処方患者数は約7,000人となりました。
米国でエンハーツの販売が想定を上回ったことや為替前提の見直しを受け、通期売上予想を600億円増の2兆3,400億円、営業利益を50億円増の3,200億円へ修正しました。一方、親会社帰属利益は税務上の研究開発費控除額の見直しなどを反映し、従来予想から90億円減の2,510億円としています。