中外製薬、MOGAD治療薬「エンスプリング」を適応拡大申請

中外製薬は、2026年7月31日、「エンスプリング」について、MOG抗体関連疾患の再発予防を対象とする国内適応拡大申請を行ったと発表しました。

エンスプリングは、一般名サトラリズマブの抗IL-6受容体モノクローナル抗体です。承認されれば、MOG抗体関連疾患に対する日本初の保険適用治療薬となります。

第3相試験で再発リスク68%低減

申請は、成人と12~17歳の患者を対象とした国際共同第3相METEOROID試験に基づきます。日本人患者も参加し、エンスプリング群ではプラセボ群と比べて再発リスクが68%低下しました。

MOG抗体関連疾患は、視神経、脊髄、脳に炎症を起こし、視力障害や運動障害などにつながる希少な自己免疫疾患です。国内患者数は約1,700人と推定され、現在は再発抑制について承認された薬剤がありません。同社は厚生労働省との審査対応を進め、早期承認を目指すとしています。

出典 中外製薬の発表

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