CNCI(株式会社コミュニティネットワークセンター)・JPIX(株式会社JPIX)・アット東京(株式会社アット東京)の3社は2026年7月8日、名古屋市内に新たなデータセンターおよび接続拠点を共同開設すると発表しました。運用開始は2027年4月を予定しており、データセンター・IX・クラウド接続ポイント・アクセス回線を同一拠点で利用できる環境を整備します。
本拠点では、CNCIが「CNCI名古屋第1センター(NGO1)」を開設し、監視・リモート保守付きのデータセンターサービスを提供します。同センターは、CNCIグループ12社が愛知県・岐阜県を中心に敷設するアクセス回線と接続します。JPIXは1997年7月設立の日本初の商用IXで、本拠点から中部圏のIX接続を提供し、広帯域の基幹回線でJPIX東京・JPIX大阪の両IXセグメントへの接続を可能にします。アット東京は「ATBeX名古屋AP」を介して、AWS・Google Cloud・IBM Cloud・Microsoft Azure・Oracle Cloudなどのメガクラウドをはじめ、国内外の多様なサービスへの接続を提供します。
中部圏のデジタルインフラ拠点としての機能
中部圏では製造業を中心にデータ活用需要が拡大しており、地域内でデータセンター・通信・クラウド接続を完結できる環境の整備が求められています。今回の3社連携により、名古屋市内の同一拠点でデータセンター、IX接続、メガクラウドへの接続を利用できるようになります。
JPIXのIX接続は東京・大阪の両IXセグメントと広帯域回線で結ばれており、中部圏の企業も全国規模のインターネット相互接続網に効率的にアクセスできます。CNCIグループのアクセス回線網とも組み合わされます。
分散型デジタルインフラの新モデル
アット東京の「ATBeX名古屋AP」は、メガクラウド各社をはじめとする多様なサービスへの接続点として機能します。データセンター、IX、クラウド接続ポイント、アクセス回線を1拠点に集約することで、利用企業は複数事業者との個別契約の手間を軽減できます。
3社は今回の連携について、分散型デジタルインフラの新たなモデルを目指すとしています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000055424.html