世界のサステナブルファンド、2026年4~6月に37億ドル純流入 米国も流入超へ

米金融情報大手Morningstarは、2026年7月30日、世界のサステナブルファンドの資金動向を分析した2026年第2四半期調査を公表しました。中国を除く世界全体では37億米ドルの純流入となり、米国も14四半期ぶりに流入超過へ転じました。

欧州とパッシブ商品が流入をけん引

地域別では欧州が35億米ドルの純流入でした。運用手法別では、パッシブ型が114億米ドルを集めた一方、アクティブ型からは78億米ドルが流出しました。投資家のサステナビリティ需要が消えたわけではないものの、低コストで指数に連動する商品へ選好が移っていることがうかがえます。

米国では政治的な反ESG圧力や商品の閉鎖が続く中、資金フローが小幅ながらプラスに転じました。ただし、1四半期の反転だけで長期トレンドが変わったとは言い切れません。規制上の表示要件、ファンド名称、運用実態への精査は各市場で続いています。

商品設計と説明責任が焦点

サステナブルファンド市場では、資金流入額だけでなく、投資戦略の透明性や実際のポートフォリオとの整合性が問われています。運用会社には、ESG要素を投資判断にどう反映し、財務的リターンと環境・社会面の目標をどう管理するかの説明が一段と重要になります。

出典

Global Sustainable Fund Flows: Q2 2026 in Review

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