デンソーは2025年4月21日、愛知県岡崎市の公共施設に定置型の固体酸化物形燃料電池(SOFC)を設置し、電力運用の実証を開始したと発表しました。開発機を24時間運転し、施設で発電電力を自家消費しながら、実用性や信頼性、改良点を検証します。
発電効率65%を実現
今回のSOFCは都市ガスから取り出した水素を燃料として発電し、世界最高水準とする65%の発電効率を実現します。セルスタックには森村SOFCテクノロジー製を採用しました。天候や昼夜に左右されにくい分散型電源として、工場やオフィスへの展開を目指します。
夜間の余剰電力を逆潮流
施設が閉まる夜間など、需要を上回る電力は中部電力ミライズと連携して低圧系統へ逆潮流します。今後は余剰電力のさらなる活用方法やカーボンニュートラル燃料の利用も検討し、分散電源の運用価値を確かめます。
出典:デンソー公式発表