コスモ石油とコスモ石油マーケティングは2025年5月26日、廃食用油を原料とする国産SAFを、中部国際空港(セントレア)発のDHL Express定期航空貨物便へ初供給したと発表しました。供給日は5月23日で、セントレアで航空機にSAFを給油した初の事例です。
国内の廃食用油から大規模生産
SAFは、コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルが設立したSAFFAIRE SKY ENERGYが、コスモ石油堺製油所内の設備で製造します。2021年にNEDO助成事業へ採択された国産サプライチェーンで、ISCC CORSIAとISCC EUの認証も取得しています。
定期貨物便で継続利用
コスモ石油マーケティングとDHL Expressは2025年1月にSAF売買契約を締結しました。空港周辺で回収した廃食用油を燃料化し、DHLの貨物輸送で利用することで、回収・製造・供給・利用を地域と国内でつなぎます。国産SAFの供給は関西国際空港に続く展開となり、航空物流の脱炭素化を支える継続的な需要先の確保につながります。