積水化学工業と積水ソーラーフィルムは2025年6月12日、神戸市、関西エアポート神戸と連携し、神戸空港の制限区域内でフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証を開始すると発表しました。制限区域内の緑地帯に約50平方メートルを設置します。空港制限区域へのフィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置は国内初です。

防草シート上へ設置
軽量、薄型で曲げられる特性を生かし、緑地帯の防草シート上へ太陽電池を敷設します。従来のシリコン系パネルでは重量や架台、風荷重などの制約から設置が難しかった場所を、新たな発電面として利用できるかを確かめます。空港運用を妨げないことを前提に、施工方法と設備の安全性を検証します。
2027年3月まで耐風性・耐久性を評価
実証期間は2025年6月から2027年3月までを予定します。航空機の運航に伴う空港特有の風環境を踏まえた耐風性能、長期の耐久性、発電効率を継続的に測定します。4者は得られたデータを設置方法の確立に生かし、格納庫や着陸帯周辺など、既存パネルの導入が難しい空港施設への適用拡大を目指します。