関西電力の100%子会社E-Flowとクリーンエナジーコネクト(CEC)は2024年3月21日、バーチャルPPAの業務提携検討に関する基本合意書を締結し、CECが長瀬産業向けに提供する案件で協業を開始すると発表しました。需要家は現在の電力契約を変更せず、新設再エネ電源に由来する環境価値を長期調達できます。

開発と市場運用を分担
CECは長瀬産業専用のNon-FIT低圧太陽光発電所を開発・所有・運営し、発電電力から切り離した非FIT非化石証書を需要家へ届けます。E-Flowはアグリゲーターとして発電量予測、需給管理、インバランスリスクの抑制を担い、電力そのものを日本卸電力取引所(JEPX)へ売却します。
20年間の追加性ある調達
契約期間は20年間です。長期契約を前提に専用発電所を新設するため、再エネ投資を促す「追加性」を示しやすい仕組みです。E-Flowは全国300地点以上の分散型エネルギー資源を運用し、CECは法人向けPPAの開発実績を持ちます。両社の機能を組み合わせ、需要家側の電力契約を維持したまま、発電と環境価値を金融的に結び付けます。