ヴィーナ・エナジー・ジャパンは2024年4月12日、福井県福井市で開発する「二枚田風力発電所」の起工式を開催したと発表しました。福井市西部の日本海側に位置する山地へ出力4,200kWの陸上風力発電機を12基設置し、発電所全体の設備容量を50.0MWとします。完成すれば福井県内最大の陸上風力発電所になる計画です。
年間2万6,500世帯分を発電
運転開始後は、年間約2万6,500世帯分に相当する再エネ電力を供給できる見込みです。火力発電との比較では、年間最大5万7,500トンの温室効果ガス削減と約9,800万リットルの節水効果を想定します。大規模陸上風力では資材搬入、道路整備、騒音・景観、鳥類など周辺環境への継続的な配慮が重要です。
農山漁村再エネ法で地域共生
事業は農林漁業との調和を図りながら再エネ導入を促す農山漁村再生可能エネルギー法を活用します。福井市が設けた協議会で、地域住民、農林漁業関係者、行政、事業者が土地利用や地域還元策を協議してきました。発電規模だけでなく、地域産業との調整過程を制度上明確にした点が特徴で、同社は建設・運転段階でも安全確保と環境保全を続けます。