東北電力、北日本索道、三洋貿易、太平電業の4社は、2024年5月1日、木質バイオマス発電を運営する横手湯沢フォレストサイクルを設立しました。秋田県横手市と湯沢市に出力各1,980kWの発電所と木質ペレット製造工場を整備し、県産の未利用間伐材などを燃料に、地域内で森林資源を循環させる事業を構築します。
180kWガスエンジンを各11台
横手発電所と湯沢発電所は、木質ペレットをガス化して発電する熱電併給設備で、それぞれ180kWのガスエンジン11台を備えます。想定年間発電量は各約1,480万kWhです。横手は2024年9月着工、2026年6月運転開始、湯沢は2024年10月着工、2026年10月運転開始を当初予定とし、発電電力はFIT制度で売電するとしました。
東北電力が89%出資
新会社の資本金等は1億円で、出資比率は東北電力89%、三洋貿易5%、太平電業5%、北日本索道1%です。北日本索道は県産材の調達、ペレット製造、発電所運営を担い、三洋貿易は発電設備の調達、太平電業は設計・建設を担当します。東北電力は事業管理と電力事業の知見を提供します。発電だけでなく、燃料調達と林業を組み合わせ、地域雇用や森林整備につなげる点が事業の特徴です。熱電併給とペレットの地域内生産により、輸送距離を抑えながら未利用材へ継続的な需要をつくり、森林整備とエネルギー供給を結び付ける構想です。
出典:東北電力など4社発表