明電舎、エムウインズ、東京電力エナジーパートナーは、2024年5月16日、卒FITの「銚子しおさい風力発電所」を使うオフサイトフィジカルコーポレートPPAを締結したと発表しました。契約は4月に締結済みで、卒FIT風力を活用するPPAは3社にとって初めてです。発電した電気と環境価値を一般送配電網経由で明電グループへ供給します。
3,000kWの既設風力を活用
同発電所は千葉県銚子市にあり、1,500kW風車2基、計3,000kWで2003年12月に運転を開始しました。明電グループのエムウインズが保有・運営します。PPAによる電力は明電舎沼津事業所と甲府明電舎へ供給し、燃料価格の変動に左右されにくい固定的な調達によって、一部電力コストの安定化も図ります。
実電力と証書メニューを組み合わせ
東京地区の総合研究所、大崎会館、明興ビルには、東電EPの「グリーンベーシックプラン」でトラッキング付FIT非化石証書などを組み合わせた実質再エネ電力を既に供給しています。今回、PPA対象の2拠点を加え、供給先を5拠点へ拡大します。卒FIT電源の継続利用は既設再エネの事業継続を支えるとともに、発電所が特定された電気を需要家へ届ける調達手法を広げる取り組みです。新設電源だけでなく、FIT期間を終えた既設風力を企業の脱炭素需要につなぎ直す事例となります。