川崎重工業は、2024年4月15日、福岡県久留米市から「久留米市次期上津クリーンセンター施設整備及び運営事業」を受注し、3月26日に契約を締結したと発表しました。契約金額は消費税込み348億5,669万円です。既存施設の隣接地に新たなごみ処理施設を建設し、完成後20年間の運営も担います。
209トン日、4,850kW発電
中心設備は処理能力209トン/日のストーカ式焼却炉2炉で、焼却熱を使う出力4,850kWの蒸気タービン発電機を設置します。このほか、可燃性粗大ごみを35トン/5時間処理する設備と、機密文書を0.4トン/時で再資源化する設備を整備します。発電した電力と熱は隣接する市民プールへ供給し、余剰電力は売電します。
2028年9月完成、20年間運営
建設は川崎重工、松尾建設、黒田工業、キューボウの共同企業体が担い、2028年9月30日の完成を予定します。運営は川崎重工とカワサキグリーンテックが出資するグリーンパーク久留米が、2028年10月から2048年9月まで実施します。川崎重工は設計・建設と長期運営を一括で担い、施設の安定稼働、資源循環、地域への電気・熱供給を組み合わせます。自治体の廃棄物処理をエネルギー供給拠点として活用する案件です。長期運営を含む契約により、建設後の維持管理まで見据えたライフサイクルコストの抑制と安定処理を図ります。
出典:川崎重工業発表