ユーグレナと日本空港ビルデングは、2024年5月8日、羽田空港で航空会社へ持続可能な航空燃料(SAF)を供給・販売する事業の実現に向け、サプライチェーンを共同検討する基本合意書を締結しました。あわせて日本空港ビルは、ユーグレナが発行する第1回無担保普通社債(グリーンボンド)を引き受けます。
最大年5万キロリットルを構想
ユーグレナは、海外製造業者から調達するSAFを日本へ輸入し、羽田空港の航空会社へ届ける供給・販売体制を検討します。同社は将来、最大年間5万キロリットル規模の供給を目指すと説明しています。日本空港ビルは空港施設の運営や航空会社との接点を生かし、羽田での受け入れ、保管、供給方法の具体化に協力します。
グリーンボンドでも事業を支援
日本空港ビルが引き受ける社債は発行額10億円、利率年1.24%、償還期限2030年5月8日です。ユーグレナは調達資金を、マレーシアで計画するバイオ燃料製造プラントの建設関連資金に充てます。今回の合意はSAFの即時供給開始ではなく、海外製造拠点から国内最大級の航空需要地までをつなぐ商流と物流を設計する段階です。燃料調達、空港内供給、資金調達を一体で進め、航空分野の排出削減に必要な供給量確保を目指します。需要家となる航空会社のニーズも確認し、価格、品質、供給時期を含む事業条件を詰めていく計画です。