タクマと岩堀建設工業は2024年4月23日、山形県米沢市で木質バイオマス発電事業を行う「米沢バイオエナジー合同会社」を共同出資で設立したと発表しました。出資比率は岩堀建設工業65%、タクマ35%です。発電所「米沢バイオマスパワー」の出力は7,100kWで、固定価格買取制度(FIT)を利用して売電します。
山形県内の未利用木材を活用
主な燃料は山形県内で発生する間伐材などの未利用木材を加工した木質チップです。地域材を継続的に調達し、森林整備で生じる木材へ新たな需要をつくることで、林業振興と森林資源の循環を支えます。発電設備は2023年5月に建設を開始しており、2025年11月の完成を予定します。タクマはプラント技術と運営支援、岩堀建設工業は地域での事業基盤を担います。
運転期間は2025年12月1日から2045年11月30日までの20年間です。木質バイオマスは燃料調達と物流管理が収益性を左右するため、地域内の安定供給網が重要です。両社は再エネ供給に加え、未利用材活用、森林保全、地域経済への波及を目指します。