【大規模系統用蓄電池事業】テラスエナジー、佐賀県多久市に10MW・34MWhを新設

テラスエナジーは2024年3月22日、佐賀県多久市に系統用蓄電所「テラスエナジー東多久エナジーストレージ」を新設すると発表しました。設備は出力1万kW、初年度の蓄電容量3万4,000kWhで、2026年下半期の運転開始を予定していました。テラスエナジーはその後ユーラスエナジーホールディングスと統合し、施設名は「ユーラス東多久バッテリーパーク」となっています。

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九州系統へ調整力を提供

蓄電所は電力系統へ直接接続し、需要が少なく再エネ出力が大きい時間帯に充電し、需給が締まる時間帯に放電します。太陽光発電の導入が進む九州エリアで、余剰電力の有効活用と電力需給の安定化に寄与することを目的とした設備です。

設備容量は10MW・34MWhで、定格出力で換算すると約3.4時間の放電に相当します。周辺工事と系統接続に必要な準備を進めたうえで運転を始め、卸電力市場や需給調整市場などを通じた運用が想定されます。

統合後も蓄電池事業を展開

豊田通商は2024年10月、100%子会社だったユーラスエナジーホールディングスとテラスエナジーを2025年4月1日付で統合すると発表しました。存続会社のユーラスエナジーは、再エネ発電に加えて蓄電池やVPPを事業領域に位置付けています。公式プロジェクト情報では、東多久の運転開始を2026年12月としています。

出典:ユーラスエナジーホールディングス「ユーラス東多久バッテリーパーク」

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