シン・エナジーと住信SBIネット銀行は2024年5月7日15時7分、森林・農業分野でのカーボンクレジット創出と、新たな金融サービスの提供を目的とする資本業務提携契約を締結したと発表しました。バイオマス事業、J-クレジット創出支援、金融サービスの知見を組み合わせます。
森林・農業由来クレジットを共同創出
住信SBIネット銀行の子会社テミクス・グリーンが手がける森林・農業分野のJ-クレジット創出事業と、シン・エナジーのバイオマス事業を連携させます。地域資源を活用した脱炭素事業を組成し、自治体や農業現場が抱える課題の解決を支援する考えです。
シン・エナジーは、秋田県大潟村で籾殻を燃料とするバイオマスボイラーによる熱供給と燻炭製造に取り組むほか、兵庫県淡路市では竹や剪定枝を使ったバイオ炭製造の実証を進めていました。バイオ炭は、酸素濃度を抑えた状態でバイオマスを350度超に加熱して作る固形物で、農地へ施用して炭素を長期間貯留する用途が想定されます。
新たな金融サービスも協議
両社は、住信SBIネット銀行が持つデジタル金融のノウハウを使い、双方の顧客へ新しい金融サービスを提供するための協議も始めます。具体的な商品や開始時期は発表時点で未定です。今後はバイオ炭を基軸として、自治体や農業分野における事業化と地域課題へのソリューション提供を共同で進めます。