ヤンマーアグリジャパンとフェイガーは2024年4月26日、水稲栽培の中干し期間延長によるJ-クレジット創出で業務提携を開始したと発表しました。ヤンマーの全国の生産者ネットワークと、フェイガーのクレジット申請・販売の仕組みを組み合わせ、農業の脱炭素化と生産者の収益拡大を支援します。
7日間延長でメタンを3割削減
中干しは、稲の生育期間中に水田の水を抜いて土を乾かす作業です。従来より7日間延長すると、メタン発生量を3割削減できるとされています。水田は国内メタン排出量の約4割を占めるため、削減効果をJ-クレジットとして認証し、企業へ販売します。
ヤンマーは取引のある生産者へ制度を紹介し、参加を促します。フェイガーは独自アプリを提供し、生産者は写真の撮影とアップロードで申請できます。クレジット化した時点で最低保証額を先払いし、想定より高値で販売できた場合はボーナスを還元します。フェイガーは2023年度に約6,000トンのクレジット認証を受けており、ヤンマーグループは提携で生まれたクレジットを自社のカーボンオフセットにも活用します。