古河電工産業電線は2024年4月19日、本社、九州工場、平塚工場の国内全3拠点へ実質再生可能エネルギー由来の電力を導入すると発表しました。電力使用に伴う二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロとし、2022年度比で年間約6,400トンのScope2排出削減を見込みます。
九州は再エネ電力メニューを契約
九州工場(福岡県北九州市)では、九州電力の「再エネECOプラス」を契約しました。使用する電力に再エネ価値と実質CO2フリー価値を付加するメニューで、2024年度分を契約し、今後も継続的に更新する予定です。
本社(東京都荒川区)と平塚工場(神奈川県平塚市)では、2024年度に消費する電力量に相当するトラッキング属性付きFIT非化石証書を購入します。証書は2024年8月に購入し、同年4月分までさかのぼって環境価値を充当する計画です。
全拠点の排出量を約85%削減
3拠点では、購入電力だけでなく燃料使用を含む年間CO2排出量を2022年度比で約85%削減できると見込みます。電線の製造工程は電力を使用するため、再エネ電力への切り替えは自社のScope2削減に直接つながります。
同社は古河電工グループのエネルギーインフラ事業を担い、産業用電線や機器を製造・販売しています。再エネ発電設備向けの電線需要が拡大するなか、供給する製品だけでなく、製造拠点の電力も脱炭素化することで、バリューチェーン全体の排出削減を進める考えです。