AIインフラ企業ai&(アイ・アンド)と電池AI企業ヴォルタイクは2026年8月4日、日本国内のAIデータセンターに蓄電池エネルギー貯蔵システム(BESS)を導入する計画を発表しました。ヴォルタイクが持つ電池ライフサイクル管理AIプラットフォームを組み合わせ、系統接続の迅速化と電力コスト低減、安全性・信頼性の確保を狙います。
AI向け電力需要の急拡大は逼迫する送電網に大きな負荷をかけており、蓄電池は系統接続の迅速化やピーク需要への対応、接続容量以上の実効出力確保、瞬時電圧低下時の稼働維持などに役立ちます。一方で電池の性能劣化や停止、発熱事故は現代のデータセンター運営における重大リスクでもあります。ヴォルタイクは設計・セル製造から システム統合、試運転、稼働後の運用まで電池のライフサイクル全体を一元的なデータ基盤で追跡し、異常の自動検知と早期対応を可能にします。
ヴォルタイクのショルクラッパーCEOは「日本を起点に世界へ広げ、AIインフラの電源のあり方の標準になる」と述べ、日本発でグローバル展開を進めるai&のベネットCEOも「電源の蓄え方・管理の仕方が、AI時代の構築速度と収益性を左右する」と強調しています。両社はまず日本での展開に注力し、順次他地域へ拡大する方針です。