メンフィスに4カ所目のxAIデータセンター建設

イーロン・マスク氏は自身のX投稿で2026年7月29日、米テネシー州メンフィスのxAI(SpaceXAI)施設に4カ所目のデータセンター「Minihard」を建設していることを明らかにしました。既存の「Colossus 2」「Macroharder」に隣接する立地で、GPUはMacroharderと同じ「NVIDIA GB300」を22万基搭載、800ギガビットNICを備えたより高密度な構成になるとしています。

これとは別に、xAIは対岸のミシシッピ州サウスヘイブンの施設で稼働する可搬式ガスタービン69基すべてを撤去し、41基構成の恒久的な1.2ギガワット級発電所に置き換える計画です。撤去は8月に始まり、完了は2027年7月を見込みます。ミシシッピ州環境品質局(MDEQ)は、2026年7月15日以降の新規タービン設置禁止、隔週の稼働報告提出、タービンごとの廃止期限設定、排出試験の実施などを条件として課しています。

一方、環境団体サザン・エンバイロメンタル・ロー・センターは、xAIが「急速に撤去している」と主張しつつも7月に9基を新規追加し合計69基に達したと指摘しており、無許可稼働をめぐる規制当局とのやり取りは依然続いています。AI向け電力需要の急拡大と環境規制の摩擦を象徴する事例といえそうです。

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