2027年度の早稲田大学入試は、全学一律の方式ではなく、学部ごとに科目と評価軸が大きく異なります。一般選抜には大学独自試験だけで判定する方式、英語4技能テストを使う方式、大学入学共通テストを組み合わせる方式があり、志望学部を決めてから必要科目を逆算することが合格への近道です。
「早稲田対策」より学部対策
政治経済学部は共通テストと学部独自試験を組み合わせ、国際教養学部は英語運用力と文章力を重視するなど、同じ大学でも準備は別物です。
2027年度の一般選抜・共通テスト利用入試の正式要項は11月初旬に公開予定のため、夏の段階では入学案内と変更予告を確認し、秋に要項で科目、配点、出願条件を再点検しましょう。偏差値は大学の公式値ではないため、過去問、募集人員、志願者・合格者数を併せて見る必要があります。
文系でもデータを学べる
早稲田の強みは、政治・経済・法・文学から理工、スポーツまでを抱える総合性です。全学部・研究科の学生がデータ科学を段階的に学べる認定制度があり、「専門×データ」の組み合わせを作れます。理工3学部では大学院等への進学率が平均71.2%、就職希望者に対する2025年度の学部卒業生就職率は96.2%です。進路はコンサル、IT、金融、官公庁、製造などに広がります。
企業との共同研究や起業支援も、教室の知識を社会課題へ接続する入口になります。
AI時代は問いを立てる力
定型的な調査や文章作成はAIが担いやすくなります。一方、異なる立場の人を動かす交渉、現場観察、実験、設計、法的判断、文化の解釈は単純に置き換えにくい領域です。受験生は大学名だけでなく、ゼミ、研究室、留学、企業連携を使って「自分の専門で何を解くか」を考えるべきです。
AIに依存するのではなく、根拠を確かめ、専門知識と結び付けて使える学生ほど、卒業後の選択肢を広げられます。オープンキャンパスでは設備だけでなく、学生がどんな問いを研究しているかを聞いてみましょう。