【水道DX】ほくでんNWと東北電力NW、「水道MDMS」を東北・新潟で提供開始

北海道電力ネットワークと東北電力ネットワークは2026年8月10日、北海道電力ネットワークが開発・保有する「水道MDMS」の利用契約を締結したと発表しました。契約に基づき、東北電力ネットワークは同年8月以降、東北・新潟エリアの水道事業者に対し、水道MDMSを活用した機能やサービスを順次提供します。

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水道使用量を収集・蓄積し、遠隔検針に活用

MDMSは「メーターデータ管理システム」の略称です。水道スマートメーターから取得した使用水量データなどを収集・蓄積・管理し、遠隔検針や漏水監視、データ分析を通じた設備管理の高度化を支援します。

両社は、それぞれの供給エリアで電力スマートメーターを活用した水道の自動検針サービスを水道事業者向けに提供しています。水道メーターと電力スマートメーターを無線端末で接続し、電力スマートメーターの通信網を通じて、水道使用量などのデータを遠隔で自動収集する仕組みです。

水道スマートメーターから送られたデータは、無線通信端末、電力スマートメーター、電力スマートメーター通信ネットワーク、接続サーバーを経由して水道MDMSへ集約されます。水道事業者はパソコンなどからデータを確認し、検針業務や漏水の把握、設備管理に利用できます。

北海道で蓄積した運用実績を広域展開

今回の契約では、北海道エリアで運用実績を重ねてきた水道MDMSを、東北6県と新潟県へ展開します。東北電力ネットワークは、北海道で確認されたシステムの有効性や信頼性を生かし、水道事業者の業務効率化や設備管理の高度化につなげる考えです。

水道事業では、検針員の確保や設備の老朽化、漏水への対応などが課題となっています。電力スマートメーターの通信基盤を水道分野でも活用することで、既存インフラを生かした遠隔検針やデータ管理の効率化が期待されます。

両社は、一般送配電事業者が地域の垣根を越えて連携する社会インフラ分野の取り組みと位置付けています。今後も電力ネットワーク事業で培った技術やノウハウを活用し、水道をはじめとする地域インフラの課題解決に取り組む方針です。

出典:北海道電力ネットワーク・東北電力ネットワーク「『水道MDMS』の利用契約締結および東北・新潟エリアでの提供開始について」

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