沖縄電力、吉の浦発電所で県産水素による混焼発電を開始

沖縄電力株式会社は、2026年8月4日、定格出力35MWの吉の浦マルチガスタービン発電所において、沖縄県内で製造された水素を用いた水素混焼発電を開始したと発表しました。

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今回の発電開始は、2021年7月5日に株式会社りゅうせきと締結した「脱炭素社会の実現に向けた連携協定書」に基づく施策です。りゅうせきが水電解によって製造する県産水素を、発電用の燃料として定期的に活用していく方針です。

実商用系統下で継続的な運転を行うことで、貴重な稼働データの蓄積や運用技術の継承を図ります

NEDO実証事業の知見を活用し、火力電源の移行を推進

同社は過去にも、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の実証事業において関連する専門技術を培ってきました。2023年度から2025年度にかけて実施された「実商用系統を用いた調整力電源の水素混焼運用技術開発と沖縄地域水素利活用モデル構築」というプロジェクトに該当します。

この事業期間中に、吉の浦マルチガスタービン発電所において最大体積比30%となる水素混焼発電を実施しました。これにより、調整力電源における安定した水素混焼運用技術を確立しており、今回の本格的な取り組みにおいてもその高度な知見が直接的に生かされています。

今後は独自の取り組みとして、引き続き実機による水素混焼試験を実施していく計画です。2050年のCO2排出ネットゼロ達成に向け、再生可能エネルギー電源の最大限の活用とともに、従来型火力電源のトランジションを着実に進めていくことが期待されます。

出典:吉の浦マルチガスタービン発電所において県産水素を用いた水素混焼発電を開始

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