日本ベネックス、本社太陽光をFIP移行し774kWh蓄電池を併設へ

日本ベネックスは2025年3月4日、長崎県諫早市の本社工場屋根で運営する「ベネックスソーラーポート」をFIT制度からFIP制度へ移行し、蓄電池を併設すると発表しました。太陽光発電の出力は直流320.2kW、交流250.0kW、導入する蓄電池の容量は774.0kWhです。

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出力抑制分を蓄え需要時間帯へ

発電所は2013年5月からFITで売電してきました。FIPへの移行後は市場価格を踏まえて売電し、出力抑制などで送電できない電力を蓄電池へ充電します。蓄えた電力を需要が大きい時間帯へ移して放電することで、再エネ電力の有効利用と収益の向上を目指します。蓄電池は補助金を使わず自己資金で導入し、2025年夏ごろの運用開始を予定していました。

自社案件から外販サービスへ

発表時点で日本ベネックスは、22件・約41.5MWの自社発電所をFIPで運用していました。本件は同社初の蓄電池併設FIP太陽光で、運用知見を蓄積したうえで、他社の太陽光発電所への蓄電池導入を支援するサービスの提供も目指します。既設FIT太陽光のFIP転換では、系統契約、蓄電池の制御、充放電ロスや劣化、市場価格差を踏まえた運用が採算を左右します。なお同社はその後、2025年8月23日に併設蓄電池の運用を開始したと別途発表しています。

出典:日本ベネックス「本社のFIT太陽光発電所を蓄電池併設FIP太陽光発電所へ移行」

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