【蓄電池EPD】Trina Storage「Elementa 2」、20年ライフサイクルの環境宣言を取得

トリナ・ストレージは2025年3月18日、液冷式の大型蓄電システム「Elementa 2」が、20年間の製品ライフサイクルを対象とする環境製品宣言(EPD)認証を取得したと発表しました。同社によると、液冷式エネルギー貯蔵製品として世界初の20年EPDです。

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EPDは、原材料の調達、製造、輸送、使用、廃棄・リサイクルまで、製品が環境へ与える影響をライフサイクル評価に基づいて定量的に示す仕組みです。今回の宣言はUL Solutionsの監査を受けて発行されました。安全性や性能の優劣を直接認定するものではなく、共通ルールに沿った環境情報を第三者が検証し、比較可能な形で開示するものです。

Elementa 2は、蓄電池セル、電力変換、熱管理などを統合する大規模定置用システムで、液冷方式により温度を均一に保ち、長期運用時の性能と安全性を支えます。再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、卸電力市場や需給調整市場、容量市場などで活用される系統用蓄電所への導入を想定します。

蓄電池は運転時に排ガスを出しませんが、電池材料の採掘・精製や製造工程にはエネルギーと資源を使います。20年の使用期間を対象に環境負荷を開示することで、発電事業者や金融機関、自治体は、導入時の価格と性能だけでなく、ライフサイクル全体の指標を調達判断へ組み込みやすくなります。

今後は、実際の稼働率や劣化、部材交換、使用後の回収・再資源化をEPDの前提と照合することが重要です。長寿命化と循環利用を含むデータが蓄積されれば、系統用蓄電池の環境価値をより透明に評価できます。

出典

Trina Storage「Elementa 2 Earns World’s First 20-Year EPD Certification」

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