【食品リサイクル】ペリエ海浜幕張、駅ビル廃棄物由来のバイオガス電力を導入

千葉ステーションビルは2025年3月18日、商業施設「ペリエ海浜幕張」で、食品廃棄物を活用した「電力リサイクルループ」を4月1日から導入すると発表しました。同社が運営するペリエ西船橋から出る食品廃棄物を再資源化し、バイオガス発電由来の電力と環境価値を、同じ千葉県内のペリエ海浜幕張既存エリアへ還元供給する取り組みです。

食品廃棄物の分別と収集は千葉ステーションビル、運搬はJR東日本環境アクセス、バイオガス化と発電はJバイオフードリサイクルが担います。発電した電力はJR東日本商事を通じて供給され、JR東日本グループ各社が、排出から発電、利用までを一つの循環としてつなぎます。駅ビルで生じた廃棄物を別の駅ビルのエネルギーとして戻す、県内完結型の資源循環モデルです。

導入効果は年間約639トンのCO2削減を見込み、スギ約7万本分の年間吸収量に相当するとしています。単に再生可能エネルギーを購入するだけでなく、廃棄物処理と電力調達を連動させる点が特徴です。食品リサイクルの進展、廃棄物由来エネルギーの地産地消、商業施設の脱炭素を同時に進める事例となります。

JR東日本グループは、駅ビルやエキナカなどから出る食品廃棄物をメタン発酵し、発生したバイオガスで発電する仕組みを展開してきました。今回の導入は、その仕組みに電力と環境価値の還元を組み合わせ、地域内で資源と価値を循環させるものです。運用開始後の排出量、発電量、削減効果の実績が、他の駅ビルや商業施設へ横展開する際の重要な指標になります。

出典

千葉ステーションビル「ペリエ海浜幕張で食品廃棄物を活用した電力リサイクルループを導入します」

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