サングロウ、最大12.8kWhの住宅用蓄電システムでJET認証取得

サングロウは2025年3月26日、住宅用蓄電システムが日本電気安全環境研究所(JET)の認証を取得したと発表しました。認証対象はハイブリッドパワーコンディショナー「SH5.5RS-JP」と住宅用蓄電池で、最大蓄電容量は12.8kWhです。

サングロウの住宅用蓄電システム
サングロウの住宅用蓄電システム

太陽光の自家消費と時間帯運用に対応

システムは、昼間の太陽光発電の余剰電力を蓄え、夜間に利用する自家消費運転に対応します。電気料金が安い時間帯に充電し、需要や料金が高い時間帯に放電する運用も可能です。太陽光発電と蓄電池を一体的に制御することで、購入電力量の削減と家庭内エネルギー利用の最適化を狙います。

停電時には自動でオフグリッド運転へ切り替え、家庭への電力供給を継続する機能も備えます。12.8kWhは一般的な家庭用蓄電池として比較的大きな容量で、日常の自家消費に加え、非常時の電源確保にも活用できます。ただし、実際に使える時間は接続する機器の消費電力や運転条件によって異なります。

日本の住宅市場で本格展開へ

サングロウは2024年に低圧向けパワーコンディショナー「SG5.5RS-JP」でJET認証を取得しており、今回は蓄電池を組み合わせた住宅用システムへ認証範囲を広げました。JET認証は国内での系統連系や製品展開に必要となる安全性・性能確認の重要な段階です。海外大手メーカーが日本固有の認証へ対応したことで、国内の住宅用蓄電池市場では、価格、保証、施工・保守体制、HEMS連携などを含む競争が強まりそうです。

認証取得と販売条件は別に確認が必要

今回の発表はJET認証の取得を示すもので、発売時期、販売価格、施工店、保証年数などの国内販売条件は明示していません。住宅用蓄電池は製品性能に加え、施工品質、停電時に使える回路、太陽光設備との互換性、保守窓口が導入判断を左右します。認証取得後に国内の販売・施工網をどこまで整備できるかが普及の鍵になります。

出典

Sungrow「住宅用エネルギー貯蔵システムがJET認証を取得」

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