阪神タイガース二軍施設、ZEB認証を取得 屋上に700kW超太陽光

阪神電気鉄道と阪神園芸は、2025年2月19日、「ゼロカーボンベースボールパーク」内の施設がZEB認証を取得したと発表しました。野球場を含む施設群で、省エネと太陽光発電を組み合わせ、運用時の二酸化炭素排出削減を進めます。

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球場はZEB Oriented、屋内施設はNearly ZEB

日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎は、基準となる建物より一次エネルギー消費量を43%削減し、「ZEB Oriented」の認証を取得しました。室内練習場と選手寮「虎風荘」1階部分は、創エネを含めて77%削減し、「Nearly ZEB」となりました。野球施設での認証取得は初の事例と説明しています。設備には約700kWの太陽光発電、リチウムイオン蓄電池、エネルギーマネジメントシステムを導入します。LED照明と人感・明るさセンサー、Low-Eガラス、自然換気、節水設備なども組み合わせ、建物と設備の両面から消費量を抑えます。

スポーツ施設のピーク需要をエネマネで制御

球場は試合日や練習時間に照明、空調、映像設備の需要が集中し、通常日との差が大きい施設です。太陽光の発電量、蓄電池の残量、施設ごとの需要をエネルギーマネジメントで監視すれば、ピーク電力を抑え、自家消費率を高められます。鉄道・バス業界を母体とする阪神グループが、駅や沿線開発だけでなくスポーツ施設でも脱炭素化を進める点に特徴があります。ZEB認証は設計上の性能を示すため、開業後は実際の来場者数や気象条件を踏まえた運用データの確認が重要です。施設利用者へ発電量や削減効果を表示できれば、省エネ行動を伝える教育効果も生まれます。建設時の性能と日々の運用をつなぐ実例です。

出典:阪神電気鉄道「ゼロカーボンベースボールパーク内施設におけるZEB認証の取得について」

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