シナネン、ユシロ神奈川テクニカルセンターへ再エネ100%電力を供給

シナネンは、ユシロの神奈川テクニカルセンターへ実質再生可能エネルギー比率100%の電力供給を2025年4月1日に開始したと、翌2日に発表しました。非化石証書を組み合わせた電力メニューにより、年間約358トンの温室効果ガス削減を見込みます。

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研究開発拠点の使用電力を脱炭素化

神奈川県寒川町の同センターは、金属加工油剤などを開発・評価するユシロの研究開発拠点です。シナネンは施設の電力使用量に対応する非化石価値を付与し、実質再エネ100%として供給します。設備を新設せずに既存需要の排出係数を下げられる点が特徴です。

カーボンネガティブも共同検討

両社は電力供給に加え、ユシロが掲げるカーボンネガティブの実現に向けた協業も進めます。実質再エネは短期間で導入できる一方、新規電源の追加性や時間単位の一致は別途評価が必要です。今後は省エネ、自家発電、PPAなども組み合わせ、研究拠点の削減を深める余地があります。

年間削減見込みは、従来の電力使用量に供給メニューの排出係数を当てはめた値です。非化石証書を使うことで契約上の排出量を実質ゼロにできますが、電力を使う時刻に再エネ発電が行われていることを直接示すものではありません。研究開発拠点では設備稼働や空調の電力需要が変動するため、まず省エネで需要を減らし、その上で自家消費太陽光やPPAを組み合わせる余地があります。シナネンは電力小売の顧客接点、ユシロは製造・研究拠点の需要データを持つため、今後の協業では追加性のある電源調達や時間別の需給可視化へ発展できるかが注目されます。

出典:シナネン「ユシロ神奈川テクニカルセンターへ再エネ100%電力を供給」

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