オムロン、出力制御に対応する余剰売電型自家消費三相システムを発売

オムロン ソーシアルソリューションズは、中規模の太陽光発電設備向けに、新出力制御へ対応する「余剰売電型自家消費三相システム」を2024年4月に発売すると発表しました。2021年から提供する完全自家消費三相システムを機能拡張し、施設内で使い切れない余剰電力を系統へ売電できるようにします。

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自家消費分まで止めない出力制御

従来の出力制御方式では、一般送配電事業者から抑制指令を受けた際、売電分だけでなく施設内で消費する発電分まで抑える場合があり、発電機会と投資回収を損なう課題がありました。新システムは需要電力と発電量を監視し、自家消費を優先しながら逆潮流する余剰分を制御します。三相パワーコンディショナ、自家消費専用保護継電器、専用ゲートウェイボックスで構成します。

高圧需要家のPPA・自己所有に対応

工場、倉庫、店舗など日中需要の大きい施設では、自家消費に加えて余剰売電を認めることで、屋根面積をより広く使った設備設計が可能になります。電力料金高騰への対策、RE100などの再エネ目標、余剰電力の収益化を一つの設備で組み合わせられます。オムロンは低圧から高圧領域までを対象に、PPA事業者や設備所有者が発電量を無駄にせず、出力制御時にも自家消費を継続できる仕組みとして展開します。

余剰売電を前提にすると、需要が少ない休日にも発電分を活用しやすくなります。ただし、系統連系協議や売電契約、保護装置の設定が必要となるため、完全自家消費型からの移行では設備仕様と運用条件を事前に確認する必要があります。

出典:オムロン ソーシアルソリューションズ発表

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