古河電工、石狩湾新港洋上風力に66kV海底ケーブルを納入 総延長約16km

古河電気工業は、2024年1月に商業運転を開始した石狩湾新港洋上風力発電所へ、66kVの海底電力ケーブルシステムを納入したと、2月9日に発表しました。風車間と陸上を結ぶ総延長約16kmのケーブルについて、設計、製造、接続機材の供給、布設・組立工事を一括で担い、2023年8月に無事故・無災害で工事を完了しました。

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商用洋上風力で国内最高電圧

発電所は石狩湾新港の沖合約1,600m、約500ヘクタールの海域に、8MW風車14基を設置した総出力112MWの案件です。海底ケーブルはジャケット式基礎のJ-Tubeを通して各風車へ引き込み、風車同士を連系して発電電力を陸上系統へ送ります。66kVは発表時点の国内商用洋上風力で最高電圧であり、大容量化により同じ電力を低い損失で送れる利点があります。

設計から海上施工まで一括対応

事業はJERAとグリーンパワーインベストメントがSPCのグリーンパワー石狩を通じて運営し、清水建設・日鉄エンジニアリングの共同企業体が洋上工事を担当しました。古河電工は1911年から海底ケーブル事業を手掛け、福島浮体式洋上風力実証や入善洋上風力で得た施工知見を活用しました。洋上風力の大型化ではケーブル故障が長期停止につながるため、製造品質、接続技術、海底地形に応じた布設を一体管理できる供給体制が重要になります。

出典:古河電気工業発表

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