太陽ホールディングスは、子会社の太陽グリーンエナジーが大阪府泉佐野市の農業用ため池「庄田池」に水上太陽光発電所を開設し、2024年2月1日に運転を開始したと発表しました。同社にとって16カ所目の水上太陽光発電所であり、初めてオフサイト・コーポレートPPAを活用します。発電した電力は、泉佐野市が拠出する自治体新電力の一般財団法人泉佐野電力へ供給されます。
ため池を活用した1,032kWの発電所
庄田池発電所の設備容量は1,032kWです。農業用ため池の水面に太陽光パネルを浮かべる方式は、地上設置型に比べて造成や伐根を抑えやすく、水面による冷却効果で夏季の発電効率低下を緩和できる利点があります。ため池を所有する泉佐野市が発電事業者を公募し、水上太陽光の開発実績や地域貢献策を評価して太陽グリーンエナジーを選定しました。
自治体PPSと地域内で再エネを循環
今回のPPAでは、発電所と需要地点が離れたオフサイト型を採用し、地域の小売電気事業者である泉佐野電力が電力を受け取ります。自治体保有資産を発電場所として活用し、自治体PPSを通じて地域の需要家へ届ける仕組みは、再エネ電源の地域内循環を促すモデルです。太陽グリーンエナジーは本発電所を含め8府県で16基を展開し、年間想定発電量は計約27.3GWh、一般家庭約8,972世帯分相当としています。