商船三井・JAPEXなど5社、福島県相馬地区でアンモニア供給拠点を共同検討

商船三井、石油資源開発(JAPEX)、三菱ガス化学、IHI、三井物産の5社は、福島県相馬地区にクリーンアンモニアの輸入・貯蔵・供給拠点を構築するための共同検討を開始したと、2024年1月30日に発表しました。海外から受け入れたアンモニアを相馬地区に貯蔵し、東北を中心とする需要家へ供給する広域サプライチェーンの可能性を調べます。

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輸入基地と需要を一体で調査

検討対象は、アンモニア船の受入設備、貯蔵タンク、払出設備などの基地機能に加え、輸送方法や供給エリア、事業採算性を含みます。5社は相馬周辺だけでなく、東北・北海道を中心とした関東以北の広域圏を視野に、発電、製鉄、製紙、化学などの事業者に水素・アンモニアの需要を聞き取ります。供給設備だけを先行整備せず、需要形成と輸送網を同時に検証する点が特徴です。

港湾・商社・エンジニアリングの知見を集約

商船三井は海上輸送、JAPEXはエネルギー供給、三菱ガス化学は化学品、IHIは燃焼・貯蔵設備、三井物産は国際調達と事業開発の知見を持ち寄ります。アンモニアは燃焼時にCO₂を排出せず、水素を運ぶキャリアとしても利用できますが、製造段階を含む排出量、毒性への安全対策、需要量を確保できる価格設計が事業化の条件です。相馬地区は港湾と産業需要を結び、東日本の供給結節点になり得るかが焦点となります。

出典:商船三井など5社の共同発表

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