西日本旅客鉄道(JR西日本)、双日、関西電力は、2023年12月14日、合計約5万kWの太陽光発電設備を利用するコーポレートPPAの実施で合意したと発表しました。2026~2027年度に供給を始め、近畿エリアの主要路線で列車運転用電力として利用します。
双日が電源開発、関西電力が供給
双日が設立する発電事業者が、JR西日本向けの太陽光発電設備を新規に開発・運営します。関西電力は小売事業者として発電電力を調達し、需給調整を行ったうえで、再エネ電力と非化石証書をJR西日本へ供給します。需要家、発電事業者、小売事業者が長期契約で再エネ導入を進めるオフサイト型のフィジカルPPAです。
対象はJR京都線、神戸線、宝塚線などアーバンネットワークの主要路線です。年間のCO2削減量は約3万6,000トンを見込みます。
列車運転用電力を長期契約で脱炭素化
鉄道は大量の電力を継続的に使用するため、専用電源を複数地点で開発し、長期的に調達するPPAと相性があります。今回の契約は、再エネ電力と環境価値を合わせて供給するコーポレートPPAとして、発表時点で国内最大規模です。JR西日本は既存の再エネ調達と組み合わせ、列車運行に伴うCO2排出の削減を進めます。