大林組、NZ産グリーン水素をフィジーで発電利用する実証開始

大林組は、ニュージーランドで製造したグリーン水素をフィジーへ輸送し、発電に利用する実証を開始しました。現地子会社Halcyon PowerとFiji Gasが共同で取り組み、製造、充填、国際輸送、需要地での利用までを一連で検証します。島しょ国における化石燃料依存の低減を見据えた事業です。大林組の発表

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地熱由来電力で水素を製造

水素はニュージーランド北島のタウポで、地熱発電由来の再生可能電力を使って製造します。専用容器に充填した後、オークランド港を経由してフィジーのラウトカへ海上輸送します。再エネ資源が豊富な製造地と、輸入燃料への依存度が高い需要地を結ぶ越境型の水素サプライチェーンです。

水素混焼発電の運用性を確認

フィジーでは、水素と軽油を併用できる発電機で水素を利用し、燃料消費量やCO2削減効果、設備の安定運転、輸送・保管時の取り扱いを確認します。離島では電力系統の規模が小さく、太陽光や風力の変動を吸収する調整電源が必要です。既存のディーゼル発電を段階的に低炭素化できれば、設備を生かしながら排出削減を進められます。実証結果は、太平洋島しょ国への横展開と商用化の検討に活用されます。

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