東京電力ホールディングスとNTTアノードエナジーは2023年12月19日、群馬県吾妻郡嬬恋村で系統用蓄電池事業を行う「嬬恋蓄電所合同会社」を設立したと発表しました。両社が50%ずつ出資し、2025年度の事業開始を目指して蓄電所の建設準備を進めます。
出力2MW、容量9.3MWh
蓄電所の建設予定地は嬬恋村三原で、出力2.0MW、蓄電容量9.3MWhのリチウムイオン電池を設置します。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、天候による発電量の変動を吸収する調整力や、系統増強を補完する設備への需要が高まっています。蓄電所は、電力が余る時間帯に充電し、不足する時間帯に放電することで需給バランスの維持を支えます。
両社の蓄電池運用ノウハウを統合
東電HDとNTTアノードエナジーは、それぞれが蓄電池を活用してきた運用ノウハウを持ち寄り、活用領域の拡大とコスト低減を進めます。本事業は、資源エネルギー庁の2022年度補正予算による「再生可能エネルギー導入拡大に資する分散型エネルギーリソース導入支援事業費補助金」の採択案件です。共同事業を通じ、蓄電所の運営モデルを構築する方針です。