東京ガスとクレアトゥラは、2026年8月7日、シリーズB投資関連契約と包括的な業務提携契約を締結したと発表しました。東京ガスがクレアトゥラへ出資し、国内外のカーボンクレジット創出事業で連携範囲を広げます。
両社は2023年から協業し、2024年2月にはフィリピンで水田由来のメタン排出を減らすAWD(間断かんがい)の共同実証を開始しました。対象面積は22,000ヘクタールまで拡大し、JCMプロジェクト登録に向けた最終段階にあるとしています。削減実績の管理には、衛星データを活用したデジタルMRV(測定・報告・検証)を組み合わせます。
JCMクレジットの長期購入で事業化を支援
クレアトゥラは、シリーズBで調達した資金と水田管理システム「LynxAWD」を使い、パンガシナン州のモデルをフィリピンの他地域へ展開します。東京ガスは、創出されるJCMクレジットの長期オフテイクと将来の事業参画を検討し、削減事業の収益化を支える方針です。
国内ではJ-クレジットの地産地消を拡大
国内では、東京ガスの家庭・中小企業・自治体との顧客基盤と、クレアトゥラの「Lynx Connect」を組み合わせます。省エネや再エネによる削減量をJ-クレジット化し、地域内のオフセット需要につなげる構想です。新規方法論の策定やカーボンファイナンスの仕組みづくりでも連携します。出資額は今回の発表資料では明らかにしていません。
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