前田建設工業、石油資源開発(JAPEX)、四電ビジネス、新光電装は、2024年8月1日、愛媛県大洲市の「大洲バイオマス発電所」が営業運転を開始したと発表しました。
発電所は木質ペレットを燃料に使うバイオマス専焼火力で、発電出力は50,000kW、年間発電量は約3.5億kWhを計画しています。発電電力はFITを利用し、四国電力送配電へ20年間売電する予定です。
建設・燃料・電力事業の4社が出資
事業主体は、4社が出資する特別目的会社の大洲バイオマス発電です。発電所は大洲市長浜地区の工業団地内に立地し、完成した設備の運転と燃料調達を長期に管理します。
50MW級の専焼設備は天候に左右されにくい電源ですが、年間を通じて大量の木質ペレットを必要とします。燃料価格、為替、海上輸送費、持続可能性認証、港湾から発電所までの物流が事業収益に影響します。
20年間のFIT売電により収入の見通しを立てやすい一方、支出側では燃料費の変動を吸収する運営が求められます。運転開始後は、年間約3.5億kWhの発電計画に対する設備利用率と、定期点検を含む稼働管理が焦点となります。
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