東北電力は、2024年11月5日、山形県飽海郡遊佐町の「鳥海南バイオマス発電所」が11月2日に商業運転を開始したと発表しました。東北電力にとって初めて出資参画するバイオマス専焼発電事業です。
発電出力は52,900kW、年間発電量は約3.3億kWhを見込みます。燃料には木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を使用し、年間のCO2削減量は約14万トンとしています。
東北電力が75%を出資
事業主体は鳥海南バイオマスパワーです。出資比率は東北電力75%、オリンピア15%、静岡ガス&パワー10%で、2021年4月の東北電力による参画後、3社で開発を進めました。
発電所は日本海沿岸の鳥海南工業団地内に立地します。約53MWの大型専焼設備を安定稼働させるには、輸入燃料の価格や為替、海上輸送、在庫、持続可能性認証を一体で管理する必要があります。
東北電力は出資先を通じ、従来の水力・太陽光・風力に加えて大型バイオマス電源の運営に踏み込みました。運転開始後は、年間3.3億kWhの発電計画に対する設備利用率と、燃料調達コストの管理が事業性を左右します。
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