丸紅は、2024年11月26日、エネウィル、大阪ガスと共同開発した愛知県田原市の愛知田原バイオマス発電所が商業運転を開始したと発表しました。
発電所は田原市の臨海工業地域に立地し、出力は74,950kWです。木質ペレットを燃料として年間約5.3億kWhを発電する計画で、一般家庭約15万世帯分の年間使用量に相当します。建設工事は2022年2月に始まりました。
3社が大型木質専焼事業を共同運営
事業主体の愛知田原バイオマス発電合同会社には、丸紅子会社の丸紅クリーンパワーとエネウィルが各37.5%、大阪ガスが25%を出資しています。同社は発電設備の維持管理、発電電力の販売、電力取引を担います。
約75MWの大型設備は発電量が大きい一方、年間を通じて大量の木質ペレットを必要とします。燃料価格や為替、海上輸送費の変動を管理し、高い設備利用率を維持できるかが採算を左右します。発電所の完成により、3社は電源開発から燃料調達、運転管理、電力販売までを共同で運営する段階に入りました。