Jパワー、宮城県で15MW高日向山地熱発電事業の環境影響評価を開始

電源開発(Jパワー)は、2025年3月5日、宮城県大崎市で計画する「高日向山地域地熱発電事業」について、環境影響評価の手続きを開始したと発表しました。想定出力は約15MWで、同日、計画段階環境配慮書を経済産業相、宮城県知事、大崎市長へ送付しました。営業運転の開始は2032年度以降を予定しています。

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鳴子温泉鬼首で開発を検討

計画地は大崎市鳴子温泉鬼首の高日向山周辺で、栗駒国定公園内に位置します。事業区域や発電設備の配置は今後の調査を踏まえて絞り込み、地熱資源の状態、周辺の温泉、動植物、景観などへの影響を確認します。

配慮書は2025年3月6日から4月7日まで、経済産業省、宮城県、大崎市、Jパワーの各ウェブサイトなどで公開されました。手続きでは住民や自治体、関係機関から意見を受け、今後の調査項目や事業計画へ反映します。

2032年度以降の運転開始を計画

Jパワーは宮城県大崎市で鬼首地熱発電所を運営しているほか、秋田県の山葵沢地熱発電所や岩手県の安比地熱発電所にも参画しています。既存事業で得た調査、掘削、運転管理の知見を今回の計画にも活用します。

地熱発電は地下の蒸気や熱水を利用するため、資源調査から発電所の完成まで長い期間を要します。今回の配慮書提出は計画の初期段階に当たり、今後は環境影響評価と資源確認を進めたうえで、設備規模や工事計画を具体化します。

環境影響評価では、計画段階環境配慮書に続き、方法書、準備書、評価書の手続きを進めます。調査結果や関係者の意見を踏まえ、発電設備、蒸気配管、送電設備、工事用道路などの配置を順次検討します。

出典

Jパワー「高日向山地域地熱発電事業に係る計画段階環境配慮書」

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