テスホールディングスは、佐賀県伊万里市で建設中の出力46MW「佐賀伊万里バイオマス発電所」について、定格出力での試運転を終え、2025年5月の商業運転開始に向けた準備を進めていると発表しました。事業は子会社の伊万里グリーンパワーが担います。
年間約20万トンのPKSを使用
主な燃料はパーム椰子殻で、年間使用量は約20万トンを見込みます。燃料の調達はインドネシア子会社INTERNATIONAL GREEN ENERGYが中心となり、現地で集荷したPKSを日本へ供給します。同社のPKS取扱量は2024年度に年間約10万4,000トンで、2030年度には50万トン規模を目指します。
発電と燃料供給を一体化
発電した電力は固定価格買取制度を利用し、1kWh当たり24円で売電する計画です。投資額は2024年度までに約230億円、2025年度に約90億円を見込んでいました。自社グループで燃料調達事業と発電所運営をつなぎ、燃料の安定確保と発電収益の双方を取り込む大型バイオマス事業として、運転開始へ最終調整を進めます。