パナソニックエナジーは、2025年4月8日、パナソニックオペレーショナルエクセレンス、九電みらいエナジーと地熱発電を活用したオフサイトPPAを締結し、4月1日に電力供給を開始したと発表しました。九州の地熱発電所でつくられた電力を、同社の大阪府、和歌山県、兵庫県、徳島県など国内9拠点で使用します。
年間約5,000万kWhを供給
年間供給量は約5,000万kWhで、年間約2万2,000トンの二酸化炭素排出削減を見込んでいます。九電みらいエナジーが保有・運営する地熱発電所の電力を、一般の送配電網を介して各拠点へ届けます。
地熱発電は地下の蒸気や熱水を利用し、天候や時間帯による出力変化が比較的小さい電源です。パナソニックエナジーは、工場などで継続的に使用する電力の一部を地熱由来へ切り替えます。
国内の再エネ利用率を約30%へ
今回の契約により、同社国内拠点で使用する電力に占める再生可能エネルギーの割合は、従来の約15%から約30%へ上昇する見通しです。太陽光発電や省エネルギー施策と合わせ、国内で年間約5万トンの排出削減を計画しています。
契約では九電みらいエナジーが地熱電力を供給し、パナソニックオペレーショナルエクセレンスがグループの電力調達を担います。供給開始後は、各拠点の使用量に応じて地熱電力を継続的に受け取ります。
年間50GWhは、工場や事業所が連続して使用する電力の一部に相当します。地熱発電の安定した発電特性を生かし、昼夜を通じて電力を調達することで、太陽光発電だけでは賄いにくい時間帯にも再生可能エネルギーを利用します。
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